4年生

記念すべき「サクラ記念日」 ~『山ノ上のサクラ』を学習!

4月11日(木)、4年生が『山ノ上のサクラ』について学習をしました。

「『山ノ上のサクラ』って何?」と思う方がいるかもしれません。開校150周年記念誌である「山之上の宝」をもっている人は、P.46,47 で確認してください。

本校では、これまでこのサクラを学習することはありませんでした。昨年度の開校150周年を機会にその存在自体を知り、岐阜県の天然記念物(文化財)に指定されていることから、地域にある宝として、環境について学習する4年生で初めて学習しました。

 

 

この日、サクラは花が散り、いわゆる葉桜になりかけている状態でした。授業の講師に、まちづくり協議会の高井淳史さんをお招きして、最初は、学校の体育館がある敷地のもう一段高いところにある現地(山ノ上のサクラ公園の看板あり)で、実際に桜を見ながら、話を聞きました。

「このサクラは昔(樹齢約450年)から大事にされてきた。(でも、今はすごく弱っている)だから、自分たちも関わって大事にしていきたい。」との思いを子供たちはもちました。

 

その後、場所を教室に移動して、日本のサクラが海外の国へと運ばれ、その地でその国の人々から愛されているという日本以外の国へも影響を与えていることを知り、サクラという植物の価値を改めて考えることができました。

 

このサクラが蘇るための動きは、まだ始まったばかり、何年かかるかわからないけど、山之上小学校の子供たちに、山之上町民に、多くの人に愛でられる日が来ることが待ち遠しいです。

尚、「公園」との看板はありますが、このサクラの木の根を傷めないようにするために、この場所で遊ぶことはダメだよということも教えていただきました。

 

この学習において、まだメモを取る学習をしていない4年生の子供たちが、講師の先生のアドバイスをきっかけに、話のメモを取る姿が見られました。「やってみよう。」と挑戦する頼もしさが感じられます。