5日の6時間目に人権集会を行いました。全校で集まることができませんので、それぞれの教室で、人権について学習しました。
中学生のスマホ所有率は7割を超え、情報端末は生徒たちのコミュニケーションツールとして日常的に利用されています。そこで、ネット上に流した情報はコピーや加工が容易であり、自分がその情報の伝達をコントロールできなくなったり、流したデータを完全に回収することができなくなったりすることの危険性を学習しました。また、友達のおもしろい動画を公開したことが友達を大きく傷つけることになり、軽い気持ちでは済まないことを確認しました。
授業後、生徒は、
「中学生になって、スマホなどのインターネットを使う人が増えたから、特にネットいじめに気を付けたい。この写真を送って、相手は傷つかないか考えてからスマホを使いたい。スマホを使う人は、考えて使う必要があると思う。」
「インターネットはとても便利だけど、使い方を一歩間違えると本当に恐ろしいものになると改めて感じた。一度ネットに挙がってしまったら、「そんなつもりはなかった」では済まされず、実際に罪に問われる可能性もあることを知った。今後は、LINEなども慎重に使用していきたいと思った。」
という感想をもちました。
もうすぐ夏休みです。家庭での時間が増え、情報端末を使用する時間が長くなることが予想されます。学習を生かし、どのように使用していくべきか一人一人がよく考える必要があります。