5年生が、文化の森で「米作り」について学習しました。
60年前に使われていた道具について実物を観たり、使い方を教えてもらったりした後、実際に昔のどうぐを使って脱穀を体験しました。
昔、田んぼで使っていた大きな道具について、「これは、何をする道具かな?」と学芸員さんに聞かれ、みんなで観たり触ったりしながら意見交流をする場面では、「ここは金属だし、土っぽいものがついてるよ」「先がとがっているから、土を耕すものじゃない?」「牛や馬を使ったって聞いたことがあるから、ここを牛や馬につなぐんじゃないの?」「ここは木がざらざらしてるけど、こっちはつるつるしてるから、ここをもって操作するんじゃないかな?」など、お互いに積極的に自分の意見を伝える姿がありました。様々な視点と柔軟な発想で意見交流しており、聞いていて面白かったです。そして、見たことがない(使ったことがない)道具の使い方をバッチリ当てました。見事でした!!
昔は、どのお家にも牛や馬がいて、その力を借りて大きな道具を操作して作業をしていたことや、多くの作業をほぼ人力で行っていたことを教えていただきました。そして、実際に当時の道具で脱穀をしてみて、改めて昔の米作りが大変だったことを学びました。
今週末(29日)には、学校の田んぼでも稲刈りをします。「地域やそれぞれの家によってやり方が違うよ」と言われた、刈った稲の束ね方や はざ掛けについて、三和ではどのようにやるのかを教えてもらえるのが楽しみですね。