5月9日(金)に文化の森へ行きました。
かまどでご飯を炊くために、朝、学校であおぞら3の6年生が米をとぎました。
文化の森に到着後、エントランスではじめの会をしました。
それから、まゆの家へ移動しました。といだ米や、みそ汁の具になる材料やおかずの入った重いバッグも6年生が持って移動しました。頼りになります。
まゆの家の前庭で、文化の森の先生やボランティアの先生から、かまどでご飯を炊く時の手順を聞きました。
はじめに、火起こし用の「杉葉」を取りに行きました。
「ここにたくさんあるよ。」「大きいのがあった!」「ちくちくする~。」 みんなが拾った杉葉は、しっかり乾燥させて次回の火起こしに使います。
かまどでご飯を炊くのはとても難しいので、ボランティアの先生にほぼお任せです。1.2年生の子たちが、時々、かまどの様子を見に行きました。
それから、1.2年生は、部屋にブルーシートを敷いたり、長机を運んだり、机を拭いたりしました。重い机を協力して運びました。
3.4.5年生は、裏庭でおかずを作りました。
七輪に火を起こします。
文化の森の先生の話をしっかり聞いて、見て、安全第一で取り組みました。
マッチを使うのが初めてという子もいて、最初はおっかなびっくりでそーっとこすっていましたが、なかなかつかないと分かると、思い切ってシュッとこするようになり、火をつけることができました。
その後、うちわでひたすらパタパタあおいで火を大きくしました。
「煙がくるよー。」「こっちからやりゃあ。」
「パチパチ音がしてきたよ。」「大きい炭を入れよう。」
「疲れたから(あおぐのを)代わって。」「一緒によろう。」など、協力して火を起こすことができました。
しっかり火が起きたら、フライパンを乗せて、いよいよ調理です。
まずは、チキンナゲットを焼きます。
「こげちゃうよー。」「こっち、ひっくり返すの手伝って。」

次に、スクランブルエッグを作りました。たくさんの卵を割って、溶きました。
ここでも、ボウルを支えてあげる子、順番を代わってあげる子など助け合う姿がたくさん見られました。

あおぞら3の6年生は、調理室で味噌汁作りです。
玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、だいこん、ねぎ、厚揚げを分担・協力して切りました。
たくさんの材料をどんどん切っていきます。
大きな鍋に、どんどん具材を入れていきます。
みそを溶いて、最後にねぎを入れました。
おいしい具だくさんみそ汁が完成。
ごはんも蒸らし終わったので、いよいよふたを開けます。
「ごはんのにおいだ~。」「おいしそーう。」「いいにおーい。」
では、配膳です。
ごはんは、各机に置かれたボウルの中から、ラップの上に自分でよそって、おにぎりを作りました。丸いおにぎり、三角のおにぎり、ぺったんこのおにぎり・・・
「いただきます。」
みんなで「おいしいね。」「おいしいね。」と言いながら、楽しくいただきました。
おかわりもしました。「ごちそうさまでした。」
片付けも、みんなで協力してできました。
午後からは、班で仲良く「森のビンゴ」をしました。
ドクダミのにおいは・・・「くさっ。」「おえー。」
サンショウのにおいは・・・「いいにおい。」
ヒノキの実は・・・「これ?」「これ!」

まゆの家の庭で、昔遊びもたくさん楽しみました。
終わりの会。他のお客さんもみえて、少し小さな声で話したので、いつもよりもっと集中して聞く姿も見られました。
振り返りより(抜粋)
「(スクランブルエッグを作るために)たまごをわるのがたのしかった。」
「ナゲットとたまごをやきました。それをてつだえて(作れて)よかったです。」
「森のビンゴで、行ったことがないばしょだったのでよかったです。」
「たけうまがたのしかった。」
「むかしのあそびどうぐであそぶのがたのしかった。」
「バスにのって、ともだちとこそこそばなしをして、帰るときもはなせたのでよかったです。」