1年生が、お兄さん、お姉さんだけではなく、先生(指導者?)になります。日頃、学校の中では1番年齢が若く、2~6年生の上級生にお世話になるばかりの1年生。しかし、この時ばかりは違います。
今年度2回目の、山之上こども園年長組の園児たちとの交流会。前回は6月に行っており(ブログに掲載済み)、それから3か月ほど月日が経っています。再会が久しぶりという意味での「緊張」もありますが、今回は、自分たちが園児たちに、❝山之上こども音頭を教える❞ ことが、一番の目的で交流をします。その教えることからくる「緊張」が大きいのでしょう。園児を迎え、そんな緊張の中、始めの会が進み、メインの活動である山之上こども音頭を教えます。
2つのグループに分かれ、
園児たちの前に立ち、
踊りのお手本を見せていきます。この場に向けて、夏休みに入る前に6年生に教えを願い出て、踊りを習得した成果を発揮する場です。園児たちに丁寧に少しずつ教えていきます。まるで、自分たちが教わったように!
それぞれのグループで練習し、だんだん様になってきたところで、
音頭に合わせて、全員一緒に踊ってみます。園児たちの頼りは1年生です。
最後は、通常通りの隊形の
輪になって、踊ります。
お見事! 先生役の1年生の子供たちの教えで、園児たちが踊れるようになります。
その後は、交流タイム。大事な役割をやり切って、緊張も緩み、元気いっぱいで楽しむ1年生。
じゃんけん列車で大盛り上がり、だんだん列車がつながります。
1台の列車の出来上がりです。
最後に終わりの会、感想交流では、真っ先に(司会者以外の)1年生全員が、今日の様子を伝えます。
「こども園のみんなが、すぐに踊りを覚えて、良かったです。」
とても素晴らしい先生ぶり。自分たちの努力がしっかりと実ります。運動会の楽しみがまた一つ増えました。