児童の様子

自分たちで自分たちの学校を創る ~児童会委員会活動~

夏休みが明けて、1週目は、元気アップ週間で、体内時計をはじめとした、体の生活リズムを学校モードに切り替えることに取り組みます。

2週目、児童会の4つの委員会が活発に動きます。昼休みを中心に、日替わりで各委員会の取り組みがあり、学校モードになった生活リズムに、さらに「学校って、楽しいよ。」的なスイッチを押すかのようです。

見出しの写真は、どの委員会の取り組みでしょう?

 

最初は、図書・放送委員会が、今年度から始めている『委員会の子供たちによる読み聞かせ』をします。すっかり定着してきている活動です。

 二人が役割分担をして、

息の合ったリズムで、 

 読み進めていきます。

聴いている人も自ずと 

物語の世界に引き込まれていきます。読み終わった後は、しばし余韻に浸る雰囲気があります。この取り組みは、週に1回のペースで続けていきます。

 

続いては、保健・給食委員会が、この時期ならではの企画を行います。

まだまだ暑くて、残暑が厳しい日が続きます。ということは、熱中症に気を付けなければならない日々が続くということでもあり、熱中症への理解を今一度高めようと、『熱中症クイズラリー』を始めます。参加者は、校舎内をめぐって10問の熱中症に関するクイズに解答します。1問ごとにキーワードの文字があり、10問すべて回答することによってメッセージが出来上がります。

直前の給食時に、放送でこの企画の紹介と参加者の募集をします。 

すると、   来るわ、来るは

続々と参加者が、解答用紙を受け取り、クイズを探して、校舎内を巡ります。

「あった。」と問題を見つけては、  解答して、また次へ!

 あちらこちらで、解答用紙を手に子供たちが動き回っています。時には、途中で出会った仲間と、問題の場所やクイズの解答(?)を情報交換しながら、とっても楽しそう⁉

10問すべて答えて、メッセージが出来上がります。それを、受付に持って行くと、手作りのシールがもらえます。どれを選ぶか、迷ってしまうくらい手作り感ならではの味のあるシールが並んでいます。

手作りなので、1枚1枚、

 すべて違います。

ここにもシールを選ぶ楽しみがあり、満足感たっぷり、それでいて予防知識も学べる企画です。

この委員会からは、この企画に端を発し、同週に、今後の運動会の練習開始に合わせて、日常の生活習慣づけとして、『手洗いの啓発動画』『汗拭きタオル・ハンカチ持参の呼びかけ』をしています。

 

その翌日からは、生活・美化委員会による『全校遊びのじゃんけん列車』。不定期ですが、恒例の企画で、今年度ですでに3年目となります。会場の広さの関係で、全校を学年を母体にして2つに分け、二日間で行います。

今回は、1,4,5年が1日目、2,3,6年が2日目です。(写真は2日目の様子)

 一人から始まり、

 だんだん長くなっていき、 

最後は3人で 「じゃんけんぽん!」  「あいこでしょ。」

勝負あり、 見事、長い列車が出来上がりました。 

続いて2回戦 

 「じゃんけんポン!」「あいこでしょ‼」勝負の行方は・・・。

 

最後は運営委員会。運営委員会は、この週に限らず前週からずっと、というより日常的に、投降後、始業前の時間に挨拶活動をしています。特にこの週は、名前を付けてあいさつすることにこだわっています。今年度、夏休み前に全校で取り組んで習慣化してきた名前つけあいさつが、夏休みが終わってから多くの人が忘れてしまっているかのように感じ、再定着を図ります。

名前がわかるように、 

 名前を書いたホワイトボードをもって、各教室を回ります。

「〇〇さん、おはようございます。」というあいさつが、教室にいる人たちから返ってきます。

運営委員会の人にだけあいさつするのではなく、どの教室でも、登校して教室に入ってくる仲間同士でも、名前を付けてあいさつを交わします。

 

夏休みが明けてまだ間もないこの時期、日常の学校生活に戻していこうとするのではなく、(夏休み前のように)また、楽しい学校にしていくよ!という意気込みが、行動となって表れているこれらの委員会活動。前期の締めくくりに向かって、後期へのバトンタッチをより楽しみにするために突き進んでいきます。

「やちゃえば(いいよ)!」の言葉のもと、自分たちの学校は自分たちで創る、スタートダッシュ、絶好調!!