見出しの文章に続く言葉は、何でしょう?
5年生の食育の学習の中で取り上げたものです。見出しの写真のホワイトボードに映った映像の中に出ています。
授業の最初に、これに関する子供たちの摂取状況の事前アンケートの結果を示します。昼食ではよく摂取している状況が見られます。
その後、栄養教諭が、ビタミンC(授業ではレモンを使用)と反応すると、ある液体の色が変わる実験を見せます。それをもとに、どの食物にビタミンCが含まれているか予想をし、それを全体で確認して、ビタミンCが実際に含まれているのか実験です。カップに入っている液体が青色から変化すれば、含まれていることになります。
最初にご飯を入れて?
次はチーズ そして豆腐
3つとも青色は変わりません。ビタミンCは含めれていません。
その次の食べ物は、3つともすりおろしていれます。
二つとも、変化があった!
結果には興味津々!
最後の一つも変化あり! この3つ、一つ目はダイコン、二つ目はレンコン、三つ目がトマトです。野菜にはビタミンCが含めれていることがわかります。
そうです。この授業は、「野菜の働きを知り、もっと食べる工夫を考えよう」という課題で行われています。
野菜にはビタミンCが含まれること、そして、ビタミンCが体に与える影響も説明されます。
では、1日の野菜の摂取量はどれだけかというと、 この通り!
このお皿1枚分の量は、 このように両手分が3.5個分と言われ、
手を同じように作ってイメージし、思わず・・・ます。
この量は、350gです。(両手1つ分が100gとなります)
見出しの文章は、1回の食事で350gの量を摂取することは、とても大変なので、朝・昼・夜の3回の食事で、野菜をしっかりと食べようということです。
この量の野菜をとることを目指して、もっと食べる工夫を考えます。
その考えを仲間と交流してみると、
「先に肉などを食べてしまうと、後で野菜が食べれなくなるかもしれないから、1番最初に食べる。」
「おうちの人に、『野菜、多めで(ご飯を作って)!』と言う。」
「自分で野菜を育てて、愛情を持つ。」
「野菜ジュースを飲む。」
などと、自分でできることがあげられ、さらに、おうちの人に協力してもらってできることとして、
「野菜をみじん切りにしてもらって、わからないようにする。」
「とても大きいお皿に盛りつけてもらい、少ないように見せてもらう。」という考えも!
全体でも活発に意見交流!
最後に、学習の振り返りでは、こんな具体的な振り返りも!
「朝ごはんで、お母さんに『みそ汁、食べる?』と聞かれても、『大丈夫。』と断っていたので、今度からは聞かれなくても食べるようにしたいし、自分で作ってみたいです。」