7日(金)、6年生が自分の机を図工室に運びます。自分が使い込んだ机の天板を取り換えるためです。
市役所農林課の方が、3段階にわたる作業内容を確認し、そのために必要な電動工具の使用方法を説明します。
第1段階:自分の机のアベマキで作られた天板を取りはずします。
初めて使う電動工具、はじめは慣れない手つきで、慎重に動かしてねじを外していきます。そばには必ず関係者がついて見守っています。
取り外された各自の天板。6年間の月日が刻まれています!
第2段階:天板を取り外した机の脚に、通常の天板(机購入時についてくる天板)を取り付けます。
ここ(第2段階)までは、自分の机は、自分で取り外して、自分で取り付けます。グループで役割を分担しながら、協力して取り組みます。取り付けた机は、ずいぶん軽くなりました・・・。
第3段階:新1年生の机の脚に、アベマキ天板を取り付けます。
来年度、入学してくる1年生のために、天板を取り付けて、使ってもらえるようにします。新品の天板に思わず「キレイ!」という声も。真新しいものであること、大切に使ってほしいという思いがあることから、より慎重に取り付けていきます。
6年前、その時の6年生の人たちが、自分たちのために、このような準備をしていたのだと、思いを馳せる人も! だから、単に1年生の机を作るというだけではない、自分たちがしてもらったことを、今度は自分たちも後に続く人のためにというこの学校特有の思いになります。それに、自分が使用した天板に愛着がわきます。
完成した来年度1年生の机。
すべて完成させ、本日の作業全て無事終了!これで終わりと思いきや!?
関係者として来てくださった方が、なんと!
このアベマキ学校机プロジェクトを最初に始めた時の(本校の)卒業生。このときの経験がもとになり、今、森林関係の職業に従事してみえるとのことで、子供たちへのキャリア教育として、ご自身のことをお話ししていただきました。
最後の最後に記念撮影。新1年生の机と自分が使った天板。
新1年生の机は、来週、学校説明会の場で紹介し、渡されます。そして、この天板は、まだまだ続きがあります。