児童の様子

感染症に負けないぞ! ~児童会保健・給食委員会の取組~

見出しの写真、普通に教室から外の様子を写しただけで、何だろうと思うかもしれません。ホームページをよくご覧にな定る方は、(見出しの写真は、子供がよく写っているのに、子供が写っていないなんて、)「めずらしい」と思われるかもしれません。

 

実は、この見出しの写真の上下に分かれている窓の間(窓のさんと言うのでしょうか、はりと言うのでしょうか)に、教室前方(写真右より)と後方(写真左より)の位置に、縦長の長方形のものが写っています。

この四角いものは、右の写真のものです。 

このカードが、保健・給食委員会の取組なのです。

 

11日(水)の朝、保健・給食委員が、全学年の教室に出かけます。

 (左は3年生教室の様子)

そして、インフルエンザが流行ってきていることを話し、その予防の1つとして『換気』の大切さを伝えます。でも、季節がら窓を大きく開けておくには厳しい時期です。

そこで、カードの登場です。

寒いから窓を閉めておくのではなく、感染症を予防として、常に窓を開け、換気している教室にするために、窓を開ける目安となる長さを、このカードで示しているのです。具体的には約10cmですが、(長さの学習をしていない)低学年の子でもわかるように、矢印で開ける幅(長さ)を示しています。

しかも、『かんき~』と名付けたキャラクターを自分たちでつくり出してカードにしています。このキャラクターのモチーフによって、窓を開けて喚起することの重要性を意識させ、このキャラクターの表情によって、窓を開けることへの抵抗を少しで軽減させる、そんな両方の効果をねらっています。

 

このように学校全体で、インフルエンザ等の感染症を予防して、これからの時期をみんなで元気に過ごしていくことができるようにしていこうという保健・給食委員会の取組が始まりました。

 

翌日・・・    ⇒

窓上にあるカードを気にして窓を開けている様子が見られています。児童会が率先して動いて、健康な生活を送ることができるように取り組む。頼もしいです。

 

追伸

尚、このカードは、各学年の教室だけでなく、校長室(下の写真は校長室のカード)など様々な場所にいただきました。子供たちだけでなく、学校で過ごす大人も含めて健康で過ごせるように取り組んでいます。

 山之上小学校、感染症に負けないぞ!