最新の学校だよりで紹介しましたが、学校の森の開発が少しずつ進んでいます。その森で、4年生が学習をしました。森を利用した学習というと、総合的な学習か理科が想像しやすいですが、どちらでもありません。「図工」を森で行いました。
4年生の図工に「つなぐんぐん」という単元があり、教科書には『えだをつかって』として、屋外で創作活動をしている様子が掲載されています。そのような学習をするのに、森には教材となる枝は豊富にあります。しかも、開発が進み、森の中は動きやすく、創作に必要なある程度の空間も広がっています。学習場所として、これ以上最適な場所はありません。
子供たちが作っているもの、わかりますか?
子供たちは、所狭しと、森の中を動き回ります。創作するのは ❝秘密基地❞ 基地になりそうな場所、使えそうなものを探します。
また、つないで作りますが、枝等を固定するのにひもやテープは一切使いません。枝と枝を組み合わせてバランスをとったり、木の幹に立てかけたりして、純粋に森にあるものだけで作ります。使うものや組み立て方に発想はもちろん、丁寧さや集中力も必要です。当然、仲間との協力は必須です。
5つのグループが、それぞれ知恵を出し合い、声を掛け合い、見事作り上げました。そして、紹介しあいました。
協力し合ったメンバーと作り上げた秘密基地を仲間に紹介している様子です。改めて、子供たちの力ってスゴイ!と思うと同時に、森の魅力が一段と増し、今後の開発が楽しみになりました。