次の時間は、4年生が子供役を引き受けます。
研修者は、低学年用と高学年用の学習内容を考えて臨むためです。だから、活動内容がレベルアップします。
まずは、「形」探し。
引いたカードに指定された形のものを、森の中から探してきます。 
多角形に、葉を細工する工夫も!
中には立体も指定
この写真、何の活動と思うかもしれませんが、活動ではありません。
実は、前の時間(3年生)と同じように、色探しをやりました。 ※別のブログで紹介しています。
3年生が見つけることができなかった「青」を、空(の色)と見つけたのです。その証拠となる写真です!
さすが、年の功(1歳違うだけ⁉)・・・? この発想の柔軟さ、見事ですね!!
他にも、「紫」を探していたら、紫色の葉を見つけてびっくりした人やピンク色のキノコを見つけるなど、見出しの言葉につながることがたくさんあります!
その次は、集めたものを並べ替え。形探しで集めたものを大きい順に、色探しで集めたものを小さい順に。

その後は算数? 

とても算数をやっているようには見えない上の写真。何をやっているのかというと、「1m予想」。
スタートラインから1mの距離を測るのです。もちろん物差し等は使いません。自らの身長や靴のサイズ等を使い、1mと思われる長さを作ります。作れたら、1mの長さに切ったロープを当てて答え合わせ。すると、見事、1mピッタリを作り出す子がいます。
1mができるなら、10mもできる?っと次の問題 

グループみんなで協力しながら体のあちらこちらを使い、10mを割り出します。すると、ピタリ賞は残念ながら出ませんでしたが、全グループが、誤差50cm以内とニアピン賞。これまた見事!! 素晴らしい。
最後は道づくり
姫さん(研修者)を、エスコートする道を作ってほしいとのリクエストに応えます。細い枝で道を作るでは終わりません。落ち葉によるレッドカーペット、木の実等によるトンネルと、姫さん(出題者)に大好評の立派なアート作品に仕上がりました。
「いつも、(森の活をすると、)ものを作っているので、やったことがない活動を森でできて、楽しかった。」
発想力を十分に発揮し、工夫と協力で楽しさを存分に味わうことができます。それに五感を磨くという教室ではなかなかできないことも、森ならではと言えます。
美濃加茂市立山之上小学校 

