見出しの写真、真ん中にいる大人は、学校で森の活動をするときに、必ずお世話になっているモリノスのナバ先生。3年生は、ほぼひと月前にモリノスで活動して来たばかり。
これは、その時の写真? いいえ!この写真の場所は、わくわく元気の森です。
ナバ先生たちが、学校にやってきました。でも、今回の来校は、子供たちの活動の支援ではありません。岐阜県内の教員の支援のためです。というのは、県内の教員で森の活動の指導術を習得したいと希望する教員が、この山之上小学校のわくわく元気の森を会場に、実践研修をするのです。これは岐阜県総合教育センターの研修講座の一つです。(だから?、見出しの副題は「研修」というわけです)
ということで、子供たちは、なんと、この研修に参加している教員の児童役です。普段接することが絶対にない先生と森の活動(授業)をするということです。(ナバ先生は、参加教員の指導者です)これは初めてのことではなく、昨年度まででも行っています。だから、子供たちは、むしろ楽しんでいます。
最初の2時間は3年生が(子供役を)引き受けます。 
開始前に森の準備運動⁉
活動の始まりは、3人組のグループ作り。
作り方がユニーク。大人も交じって、声を出さずに誕生日順に並んで3人組に!
グループができて、まず行ったのは、自然の中からの色探し。 
引いたカードの色を、3人組で探します。運任せで難解度が変化!
探す色が決まったら、出発
これはと思ったらカードを

難しい色は、青・・・。
見出しの言葉は、この活動を終えての言葉です。「自然のものでカラフルになり、キレイ。」という声も!
これまでの森のイメージを変える新たな発見。
その後、好きな自然物探し

木の実やら、木の棒やら様々、
「面白い形の木が拾えた。」等と、個人個人で気に入った物を見つけてきたら、3チームに分かれて、物を紹介。
「何かわからないけど、幼虫(を取ってきた)。」と紹介したら、蛾の幼虫だったということも。
グループで紹介しあったら、順番に並び替えます。
長さ順に並べ替えた後に、重さ順にも並び替えます。 
並べた後に秤で確認。0,1gの葉も!
「集めたり比べたりするのが、わくわくの楽しさになった。」という声も!自分の中でこれまでになかった新たな視点となった証拠です。
さらには、チームごとに集まった物を、自分たちが決めた基準で分類します。これがクイズになります。
その分類の基準は、何か。
他の二つのチームが答えます。
食べたら甘そうという分類が‼
最後は、全員でワンチーム。
集めたもので50音を探します。
「あ」で始まる森の中の物

どんどん並べますが・・・
ワシャワシャしていたから、「わ」という表現も。こんな自由な発想も楽しいの一つです。
「いろいろなことができて、本当に楽しい。」
体だけでなく頭もいっぱいいっぱい使って、これまでしたことがなかった活動を森の中で楽しむことができています。
美濃加茂市立山之上小学校 

