見出しの写真、なんだかわかりますか。(わかる人はスゴイ!)
これは、豆腐を作る調理の最終段階で、豆乳ににがりを加えたものを型に入れ、水分を絞り出している状況です。(絞りきったら、豆腐が完成)
3年生が、大豆の種をまき、1年かけてお世話をして育てた大豆から豆腐を作ります。子供たちは、収穫した後、さやから大豆を取り出し、今回に備えます。
調理の指導でお世話になるのは、JAめぐみの女性部の方です。
調理方法を聞いて、開始! 
水に浸してふやかしておいた大豆をミキサーにかけ、細かくつぶします。 
その間、時間をカウントダウン。数字を数えていくだけですが、楽しそうに声を出します。そのくらい子供たちは、始めから子の学習が楽しみで仕方がありません。

つぶした大豆を煮ていきます。鍋から噴きこぼさないように、鍋底にこびりつかないように、ゆっくり「の」の字を書くようにかき混ぜていきます。一人10回かき混ぜたら、交代し、全員が順番に行います。
ブクブクと膨れてきたら火を消して、袋に入れて絞ります。 
この作業も、交代しながら、順番に全員が行います。
絞り切ると、袋に残るのが、「おから」。
できたてをちょっと口に!?
そして、絞り出した液体が「豆乳」。にがりを加えてしばらく静置。
静置中は、調理器具をきれいに洗って片付けをします。
こういう効率性を覚えて、将来に・・・(厳しいかな?)。
いよいよ最終段階に向かいます。
静置した鍋の中から個体部分をすくって、型枠へ移します。
すべて移し取ったら、型枠にふたをして、重しを載せます。 
それが、見出しの写真の状態です。
出来た豆腐を切り分けたら
お待ちかね、実食です。

「おいしい~!」の声が、あちらこちらからとびます。自分たちが育てたものを調理して、食すのですから格別です。育てることから始まった一連の学習。命を頂くという感謝の思いもひとしお。とても貴重な学びです。
食後は食器を片付けます。
家庭科を学習し始める2年後につながるかな!?
美濃加茂市立山之上小学校 

