「飛行機のこんな近くで写真がとれたの?」と見出しの写真を見て思うかもしれませんが、地面をよ~く見ると、明らかに飛行場(滑走路)ではない場所だと分かります。そうです。この飛行機は、航空宇宙博物館の屋外に展示されている物です。
この航空宇宙博物館とCCnet岐阜局(ともに各務原市)に、社会科の工業に関わる学習の関わりで、5年生が社会見学に出かけます。最初はCCNetに訪問します。
CCNetはケーブルTVで、
子供のご家庭でも加入

していたり、学校行事の
取材に来たりしていて、

子供たちにとって、CCNet自体に馴染みはあるものの、番組制作の実情等は未知の世界です。
まず最初に、どのように番組が作られるのか、テレビの会社の仕事内容について等の話を聴き、その仕事の中で、アナウンサーとカメラマンの体験を、自分たちがさせていただけることがわかり、ワクワク感がより一層増す子供たち。
2つの仕事の体験は、実際には2つの集団に分かれて、交互にどちらも体験していますが、ここでは集団ごとではなく、体験内容ごとに(2つの集団を一緒にして)掲載します。
<アナウンサー体験>
アナウンサーの心得を聞く
発声練習は基本中の基本

アナウンス原稿を音読
そして、 スタジオとサブと呼ばれるコントロールにスタンバイし、 
アナウンサー体験開始!





殺風景な(?)グリーンバックのスタジオで、原稿を読みます。
でも、TV画面上では、こんな風に番組として映っています。 



これは、様々な映像に組み合わせているのです。 
アナウンサーが話し始める
のは、サブからの指示で!

(サブから)仲間が見守る中、緊張しながらも、TVで見ているアナウンサー気分を味わいます。
体験後、編集の様子を見学
<カメラマン体験>
実際のカメラの重さを
直に持ってみて確認する

思いのほか重量感が!
屋外の現場では、このカメラを担ぐなどして取材するのかと考えると・・・。その後、固定したカメラを用いて






目はファインダーをのぞきながら、手はそれぞれ向きやピントを調節 
カメラを向けるだけではなく、細かな調節が必要で、それに伴う技能を習得する大変さを実感。
最後は番組の最初と最後用に撮影!
2つの貴重な体験を終え、感想等を発表。 



「カメラマン、編集、アナウンス原稿づくり、すべて一人でやっていて、スゴイ!」
「見学してみて、いつも何気なく見ているテレビがものすごく苦労して番組を作っているんだ。」
「これからテレビの見方が変わる。」
昼食後、航空宇宙博物館を見学。その様子を少しだけ紹介。 






飛行機の大きさの迫力やそれが空を飛んでいることに対する驚きやこれまでの歴史等にも触れ、これからもどんどん発達していくことに対する期待などを感じる子供たちです。
ものづくりに関わる実際の現場の学習でしたが、見出しの言葉にもあるように職業に触れる機会ともなり、大変有意義な学習の一つです。
美濃加茂市立山之上小学校 
