見出しの写真、「見つめている先にあるのは、何でしょう?」 「わからない・・・。」
「それならば、この写真で、わかるでしょう⁉」 「まだわからない。」
「では、これなら!」
「池⁉」 「そうです。池は池でも・・・。」
4年生がみのかも文化の森での学習に出かけます。普通は、学校から直接文化の森に行きますが、4年生は、今回、みのかも文化の森に行く前にある池に寄ります。それは、見出しの言葉からわかるかもしれませんが、「太郎洞池」です。文化の森のすぐ南側にあります。
4年生は社会科で「郷土の文化・伝統と先人たち」の学習をします。福田太郎八さんの功績について学習をする中で、みのかも文化の森で学習を深めます。学習をより深めやすくするため、学習の前に実際に太郎洞池を目にしておいて、その後の文化の森での学習で、太郎八さんの行ったことについて実感を伴いやすくするために寄り道をしています。
学習は3段階。まずは、福田太郎八さんの功績について学びます。
美濃加茂市の土地の様子
昔の太郎洞池の地図

市の土地の現状から、当時、どのような問題(困りごと)があったのか考えたり、当時、どのようなため池(堤防)を造ろうとしていたのか等を理解します。
その後、当時の道具体験
何をするために、どんなふうに使うのか、実際に触って、動かしてみます。それから、一つ一つ説明を聞き、メモを取ります。
「もっこ」という土等を運搬する道具の使い方を聞き、実体験!
二人一組になり、前後それ
ぞれの役割を果たして、

初めて安全に運搬できます。体験してみて、「重かった。肩が痛かった」という感想を持った後、今回体験で運んだのは、実際の四分の一だと知ります・・・。
最後は、
もう一度、
太郎洞池に行き、最初に学習した内容を現場で理解できるようにします。改めて、太郎八さんをはじめ、当時の人々の苦労や工夫、その時の思いを実感します。
文化の森での学習後も、郷土の先人に関わる学習は続きます。
美濃加茂市立山之上小学校 
