約2週間前、3年生は消防署を学習のために訪問をしています。
今回は、山之上の消防団の方に学校に来ていただいて学習します。
「消防士と消防団って、何が違うの?」そんな疑問を解決するための学習です。学習は2部構成になっていて、
まずは教室で座学です。
用意してくださったワークシートを用いて、消防団への理解を深めます。設問形式になっていて、相談しながら考えを明らかにしていきますが、時折、消防団の方がしっかりサポートしてくださいます。
発表して、答え合わせ。
理解につなげます。消防団の方は、ほかの仕事をしていながら、緊急時に活動したり、日ごろから地域の安全に対する見回りや呼びかけなどをして、わたしたちの身近なところで、わたしたちを守ってくれている人たちだと学びました。
第2部は、消防ホースを使って体験学習。消防署では未体験です。
消防署では、丸めて保管してあるホースを持たせていただくことができました。今回は、丸めてある状態から、自分で持って延ばしてみます。ホース全体が重たいことは、消防署での学習で理解しています。
やってみると、「重い。」
と言いながら走ります。
「難しいィ~。」と
改めて取り扱いは簡単ではなく、日ごろから練習や訓練等で技能を身につける必要があることがわかります。
これは、トランシーバーを手にして、ホースの元をつないだ消火栓とホースの先がある消火場所が離れていることを想定した応答の体験。トランシーバーを準備していることは消防署での学習でわかっているけど、実際に使う体験とその理由がわかり、学習が深まります。
学校での教科書を用いた学習に、消防署での学習で理解が進み、消防団との学習でより理解が深まる。このように大変な苦労があることを実感を伴いながら、自分たちの暮らしが安全に守られていると学んでいます。