2年生は、生活科の学習で、町探検として身近な公共施設を訪ねています。夏休み前には、町内の交流センター、郵便局、派出所を訪問し、学習をしました。
今回はみのかも文化の森
ここみのかも文化の森での学習の目的は、いろいろな人が利用するこの施設、そのためにどんな工夫があるのかを調べます。
正面玄関を入ると、点字ブロックがあり、たどっていくと、
館内案内板と受付に
行くことができるようになっています。「自分も目をつむって歩いたら、ちゃんと生きたいところへ行けました。」と実際に確かめる子供が! そして、これらの場所には、こんな工夫が見られます。
案内板にある点字を触っています。
拡大鏡や老眼鏡が、両方の個所においてあります。
「お年寄り等目の見え方が十分でない人のためと分かりました。」
受付のそばには、車いす等の補助車が置いてあります。
階段には、滑り止めだけでなく、2本の手すり、低い段差も。
エレベーターにも⁉
点字はもちろん、ボタンの高さや取り付け場所、そして庫内の鏡。鏡の利用方法に子供たちは感心しきり!
「ボタンは3か所、一つは低い位置にあって、車いすや子供でも押せるようになっていていいな。鏡は、車いすの人が出るときに、後ろに人がいないか確かめられるようになっていました。」
多目的トイレには、普段利用している学校のトイレには見られない工夫がいっぱい。扉の開閉時の速さの違いに、納得の子供たち。
「ボタンで開いたり閉じたりしました。閉じるときは開くときよりゆっくりで、車いすの人が出るときに優しいです。」
館内の自動販売機にまで、
利用する誰もが、安心して使うことができるようになっています。
「高い位置にある飲み物のボタンは、背が低い人でも買うことができるように、低い位置にもボタンがありました。」
館内だけでなく、駐車場にも安心して利用できる工夫が!
「車いす利用者用の駐車場は、入り口の近くに幅広いスペースになっていました。」
学習後、施設の見学をします。
タワーに登ったり、
常設展示室を見たり、
みのかも文化の森が、いろいろな人が気持ちよく利用できる施設であることを、実際に目で見て、体験して、学習することができました。