5年生

朝(食で)も、昼(食で)も、夕(食で)も・・・! ~5年・食育~

見出しの文章に続く言葉は、何でしょう?

5年生の食育の学習の中で取り上げたものです。見出しの写真のホワイトボードに映った映像の中に出ています。

 

 授業の最初に、これに関する子供たちの摂取状況の事前アンケートの結果を示します。昼食ではよく摂取している状況が見られます。

 その後、栄養教諭が、ビタミンC(授業ではレモンを使用)と反応すると、ある液体の色が変わる実験を見せます。それをもとに、どの食物にビタミンCが含まれているか予想をし、それを全体で確認して、ビタミンCが実際に含まれているのか実験です。カップに入っている液体が青色から変化すれば、含まれていることになります。

 最初にご飯を入れて? 

次はチーズ   そして豆腐 

3つとも青色は変わりません。ビタミンCは含めれていません。

 その次の食べ物は、3つともすりおろしていれます。

  二つとも、変化があった!

結果には興味津々! 

最後の一つも変化あり! この3つ、一つ目はダイコン、二つ目はレンコン、三つ目がトマトです。野菜にはビタミンCが含めれていることがわかります。

 

そうです。この授業は、「野菜の働きを知り、もっと食べる工夫を考えよう」という課題で行われています。

野菜にはビタミンCが含まれること、そして、ビタミンCが体に与える影響も説明されます。

では、1日の野菜の摂取量はどれだけかというと、  この通り!

このお皿1枚分の量は、  このように両手分が3.5個分と言われ、

手を同じように作ってイメージし、思わず・・・ます。 

この量は、350gです。(両手1つ分が100gとなります)

見出しの文章は、1回の食事で350gの量を摂取することは、とても大変なので、朝・昼・夜の3回の食事で、野菜をしっかりと食べようということです。

 

この量の野菜をとることを目指して、もっと食べる工夫を考えます。

  その考えを仲間と交流してみると、

「先に肉などを食べてしまうと、後で野菜が食べれなくなるかもしれないから、1番最初に食べる。」

「おうちの人に、『野菜、多めで(ご飯を作って)!』と言う。」

「自分で野菜を育てて、愛情を持つ。」

「野菜ジュースを飲む。」

などと、自分でできることがあげられ、さらに、おうちの人に協力してもらってできることとして、

「野菜をみじん切りにしてもらって、わからないようにする。」

「とても大きいお皿に盛りつけてもらい、少ないように見せてもらう。」という考えも!

 全体でも活発に意見交流!

 

 最後に、学習の振り返りでは、こんな具体的な振り返りも!

「朝ごはんで、お母さんに『みそ汁、食べる?』と聞かれても、『大丈夫。』と断っていたので、今度からは聞かれなくても食べるようにしたいし、自分で作ってみたいです。」