6年生が4月からこれまで授粉、摘果を行ってきた梨が、見出しの写真のように育っています。
写真では、捉えにくいかもしれませんが、大きさにしてだいたい直径が6~7cmぐらいです。今回は、ここまで実った梨に袋を掛けます。
まず、教室で、袋を掛ける理由や効果を、外部講師から学びます。
学んだ後、自分たちで、
実際に作業をします。普段から聴く姿勢はできていますが、より真剣さがあります。
外部講師よる袋掛けの実演、これをお手本に、自分で袋を掛けます。
上向きの作業(梨づくりは常にその姿勢で作業)で、梨を見つけ、一つ一つ丁寧に袋を掛けていきます。葉に隠れている梨もあり、見る方向などを変えたり、葉をどけたりして、ひとつ残らず袋を掛けていきます。
この作業は、機械化できず、人が手で行うしかありません。梨農家さんは、これを何百、何千と行う苦労を、実感します。その苦労が、秋に実を結ぶのを楽しみに待ちます。