いよいよ「アベマキ学校机プロジェクト」の最終章が、13日(水)に行われます。
およそ6年前、入学前に当時の6年生からもらい受けた机を使い始めたことをスタートに、伐倒見学や工場見学、天板取り換え、新1年生の机づくり等を経て、この日につながっています。
市役所農林課、ツバキラボさんのご協力あってのことです。
この日やることは、ブックスタンドを作ることだと説明があります。ほぼひと月前に、自分の机の天板を通常のものに取り換えました。
その時、取り外した天板(写真左)が、ブックスタンドの部品に加工されて、自分たちのもとに帰ってきたのです。切断や一部くり抜きがされていますが、6年間使い込んだ跡が、傷や落書き(?)として残ったままです。形は変われど、まぎれもなく自分が使っていた天板です。そんな郷愁とも思えるような懐かしさを味わうことができるのも、このプロジェクトの良さの1つです。
組み立て手順に従って、ペアやトリオになって、協力しながら組み立て開始です。
ドライバー1本あれば組み立てられることも、子供たちにとって配慮されています。
そして、組み立てが済んだら、実際にスライドさせてみて、調整をします。この調整には、ツバキラボの方の力をお借りします。
完成し終えて満足気
アベマキの天板と出会って約6年。普通に考えれば、卒業を機にお別れとなります。しかし、天板がブックスタンドに生まれ変わり、新たな出会いとなって、またともに歩むことができます。もしかしたら、一生涯・・・。
なんとステキなプロジェクトでしょう。アベマキは山之上小の子供たちにとって、切っても切れない縁があるのでしょう!