子供たちがいる所、学校ではありません。 子供たちの視線の先は?
子供たちは、木が切り倒されるのを離れて見ています。なぜか?
子供たちが学校で使用している机の天板は、先週(20日)のブログでも紹介していますが、アベマキの木から作られています。その関係で、5年生が、町内の金谷地区に出かけました。
実際に、アベマキの木を切り倒して、机の天板のもととなる原木(丸太)をつくるためです。
大きな木が、音を立てて倒れる様子は、見ていて迫力があります。倒れた木の切り口を見ると、年輪があり、数えていただくと、樹齢60年ぐらいだそうです。
そして、机の天板になるのは、根元に近い幹の太い部分で、その先(細い部分)では、十分な大きさが取れないので、天板にはできないそうです。
そのような説明を、市役所農林課や森林組合の方から教えていただきます。もちろん、プロジェクト(来年は、本日伐採した丸太がどのように机の天板になっていくのか等)の説明も!
では、机の天板にはならない倒した木の先の方はどうするのか?というと、薪として使われます。
薪用の丸太が下ろされてきます。
薪割機で、丸太を半分に、 半分に割られた丸太を、さらに半分に、 どんどん割っていきます。
幹の先端の方は、半分のものを重ねて割ります。
このように、1本のアベマキの木を無駄なく利用していけることも学びます。
適度な細さになったものを薪として束ねていきます。
最終的に、見出しの写真にあるようにたくさんの薪ができました。
改めて、今使っている机の価値を実感できました。来年へと続きます。