各学年に学級が1つしかないという人間関係が固定化されやすい環境の中、いつも一緒に過ごしている仲間の新たな一面を知り、多様な考え方等を、互いに認め合う人間関係をつくることを目的に、構成的グループエンカウンター(SGE)を行います。
最初はアイスブレイク。
「セブンイレブンじゃんけん」のお手本を示して、開始!
3人以上の組になり、じゃんけんの合図で、指をのばす本数で数字を示し、合計が7か11になるまで続ける。一か八かの運試し的なところで、盛り上がります。子供たちからアンコールが出て、組を変えて再挑戦も!
できた組は大喜び! しゃがんで終わったことを伝えます。
すっかり楽しんだ後、目的と約束を確認し、メインエクササイズへ
前週に、違う学年でも行った「さいころトーキング」ですが、双六の中身はバージョンアップしています。
約束を確認しているから、子供同士のやり取りも活発です。
そして、楽しんでいるから、双六の指示による動きも活発です。
写真上の動きは、「3回ジャンプして座る」。写真下の2枚の動きは、「全員で手をつないで、『ガンバロー』と言う。」。それぞれ双六のとまったコマの指示です。
双六グループ内で知った
一面を交流して広げます。
発表された仲間の一面に、自然な反応があちらこちらで見られます。これが、4年生が大事にしてきた良さの1つです。
新たに知り得た一面を受け入れているから、学習のまとめも取り掛かりが早い!
学習のまとめの一部です。
「今日は、グループでやったけど、他の人とやりたいし、自分でさいころトーキングを手作りして家族とやりたい。」
「みんなのことを知っているから、必要ないと思ったけど、やってみると意外に知らないところがって、もっともっと知りたかったし、楽しかった。」
「SGEは遊びみたいにめちゃくちゃ楽しいし、みんなのことをたくさん知れたり、『意外だな。』と思ったりするので、SGEはいいなって思う。」