12日(火)、3年生が、美濃加茂市の社会科の先生方に授業を公開しました。3年生は、昨日の教育委員訪問に引き続き、連日の公開です。それにもかかわらず、子供たちは普段通りの学びを魅せてくれます。
学習内容は、「働く人とわたしたちの暮らし 農家の仕事」で、山之上が誇る梨農家の働く様子について学びます。
見学に出かけた農家の仕事ぶりから課題づくり
自分たちが考えた課題を解決に導くための資料を手にして、自分の考えをつくっていきます。
個人で追究して考えをつくることもできますが、資料をもとに仲間と話をしながら、考えをつくっていくこともできます。ここは自分の判断でどのようにして学んでいくかで動きが変わります。
そして、全体で交流。どの資料をもとに考えたのか明らかにします。
発言は意欲的。
聴き方も真剣。
自分と比べながら聴いて、仲間の意見への反応として思いをそのまま口にします。そんなやり取りが自然にできていることに、これまで積み重ねてきた学び「みんなで賢くなる」の一端が見えます。
後半に差し掛かると、まとめに向けてさらに学びを深めます。
梨を見比べて自分が購入するとしたらどちらか?を明確にすることで、購入者によって判断基準が異なることがわかり、それを尊重し合う大切さを学び、その梨をつくる農家さんの思いを知り、子供たちは自分たちが考えたことへの自信を持ちます。
最後に、課題に対するまとめを自分の言葉で書きます。全員、すぐ取り掛かれます。
それだけではなく、さらに、仲間との学びあいにおける自分の変容も明らかにします。
仲間同士で交流し合って、自らのまとめをより確実なものにできます。
最後の最後には、
全員に学びを広げます。
社会科の学習内容の理解をどう深めていくか、仲間と関りながら、自分を見つめながら、着実に前進している最中です。今後も期待できます!