4年生

わたしたちにできることは? ~4年・総合的な学習の時間~

16日(水)、4年生は、「環境」をテーマに学習を進めている総合的な学習の時間で、SDGs(持続可能な開発目標)の学習をしました。

SDGsの言葉こそ、現在、あちらこちらで見たり聞いたりする言葉ですが、その内容はというと、わかるようなわからないようなあいまいなところがあります。でも、「環境」をテーマとしている4年生にとっては、関わりの深い学習です。

外部から講師をお招きして、全部で17のSDGsの目標のうち、「14海の豊かさを守ろう」に関わって、海洋プラスティックについて学習です。

 

海洋プラスティックとはどういうものか。その原因は。地球上でどんな現状なのか。環境にどんな影響があるのか。そのようなことを『プラスティックの海』という絵本を映像資料に、海に生きる動物たちの様子を通して、学んでいきます。

 

それに加えて、プラスティックによって海が汚れている現状がわかる写真や影響を受けている海洋生物の写真がたくさん紹介され、中には、自分たちの身近な世界(生活範囲)では想像できないぐらい衝撃的な写真があり、子供たちは息をのむことがあります。

 

 

地球上の様々な場所で、海洋プラスティックにより海が汚れ、生物が生きづらくなっていることがわかります。

そんな地球規模で問題になっている海洋状況に対して、(海のない県に住んでいる)自分たちは関係がないのかというと、川が海につながっていることから、大いに関係があることも教えていただきました。

自分たちがごみを捨てると、そのごみが川を汚し、いずれは海にも影響を及ぼす。だから、ごみを出さないような生活を自分たちが心がけること、3R(Reuse:リユース,Reduce:リデュース,Recycle:リサイクル)を意識することが、自分たちにもできることとして学びました。

 

授業を終えた講師から「子供たちがとてもしっかりと話を聴いてくれるから、(こちらも伝えたくて、)とても多くのことを話すことができました。ありがとうございました。」とお話があり、子供たちが真剣に学習に向かっていたことがわかります。子供たちの良さが発揮され、それが伝わったこと、とてもとてもうれしいです。