6月1日(水) 体育大会が行われました。
以下に3年生の選手宣誓を紹介します。
私たちが西中学校に入学する年に、新型コロナウイルスが蔓延しました。そのウイルスは、私たちから多くの宝物を奪いました。
小学校の卒業式、1・2年生の体育大会、合唱祭、2年生の宿泊体験、楽しみにしていた行事をまともに行うことはできませんでした。
今年も、学年ごとの開催となった体育大会。結局私たちは3年間1度も全校で体育大会を開催することはできませんでした。
しかし、1つだけ変わったことがあります。それは今年から保護者の方の応援があることです。やっと自分たちの勇姿を披露する
ことができるのです。この変更には、先生方の尽力や、保護者の方の理解があるからこそできたと思います。
そして、これは、何より私たちがコロナに打ち勝った第一歩の証です。
この3年間、確かに失ったものはたくさんあります。しかしそれと同時にコロナ禍だからこそ気付けたこともあります。
それは、支えてくれる親や先生の存在、そして何よりもともに歩んでくれる仲間の大切さです。
この仲間だから、乗り越えられたと思っています。
今日は、その仲間たちと全力で競技に取り組み、私たちの成長した姿を保護者の方に披露します。
そして、どんな状況でも仲間を信じ、最後まで全力で競技に立ち向かうことを誓います。
どの学年もこれまでの取組の成果を発揮させるべく、精一杯、競技を行いました。
ここでつかんだ「ねうち」を日常生活に生かし、更なる高みをめざします。