学校行事

スポーツ大会 9月24日

さわやかな晴天の中、西中スポーツ大会が行われました。これは体育大会の代替大会でした。コロナウイルス感染拡大防止のため、体育大会の中止が決まった後、生徒会が中心になり、感染対策をした上で何かできないかと企画したものでした。

初めてのことばかりで、実現するにはいくつもの課題がありました。それを、生徒会長中心に、生徒会役員、3年生が一つ一つ解決策を考えました。そして練習を重ね、当日を迎えることができました。

スポーツ大会は、1・2時間目は1年生、3・4時間目は2年生、5・6時間目は3年生と、学年別で行いました。

 

3年生の大会は、このような選手宣誓で始まりました。

「2020年に突如現れた『新型コロナウイルス』によって、私たちの生活は一変しました。2年生3月の突然の別れ。4月になっても始まらない3年生。一度は集まったが、本格的に3年生が始まったのは、6月になってからでした。さらに私たちを待っていたのは、連日の7時間授業。中体連、修学旅行、体育大会の中止という希望のない毎日。そんな中で企画されたスポーツ大会。それは私たちを照らす光でした。私たちのために企画してくれた生徒会、後押ししてくれた先生方には、感謝の気持ちしかありません。今年味わった多くの悔しさや悲しみは、スポーツ大会への力と変え、全力で競技を楽しみたい。人との距離は制限されるが、思いは一つにつないで、学級の絆を深めたい。多くの方への感謝を忘れず、3年生最初で最後のこの行事に、全力で取り組むことを誓います。」

  

 

一つの競技が終わるたび、互いの健闘をたたえる拍手が自然に起こりました。

結果発表は帰りの会で行われました。競技ですから結果は出ます。しかし、それ以上の宝物を創り上げることができたスポーツ大会でした。

放送による閉会式で、副会長は、

「このスポーツ大会は、最後までやり切り多くの物を残すことができた大会でした。各学級で、大会までのキャンペーンや練習に取り組んできました。これは、何にも代えられないものです。スポーツ大会ができたのは、多くの方の協力のおかげです。この大会で得たことを、学校生活に生かしていきたいです。」

と話しました。