3・4年生が社会科で杉田農場へ見学に行ってきました。山之上で果実農園が多いことについて、もともとは荒野であった土地を開拓して果実をつくり始めたことや、粘土質の赤土が果実の栽培に向いていたから…と教えていただきました。
杉田農園では、10種類もの梨を栽培してみえるそうで、今の時期は「20世紀」や「豊水」がとれるとのことでした。
一番大変な作業は、梨の実がついた後、実が痛まないようにひとつひとつに紙の袋をかぶせる作業で、毎年ゴールデンウィークから6月いっぱいくらいにかけて行うとのことでした。実際に畑の中を見学してみると、思ったより木が低く、まだ背の低いほたるっ子たちは普通に歩くことができるものの、大人は膝を曲げるか腰をかがめないと歩くことができませんでした。畑一面に張り巡らされた梨の木の枝に頭をぶつけないように中腰で歩くだけでも大変で、上をみながら、ずっと両手を挙げたまま…という作業がものすごく大変なことは、やってみなくても想像ができました。
初めて梨畑に入るほたるっ子がほとんどで、見上げると一面に収穫間際の梨がなっている光景にびっくり!! 畑のところどころにある柿やりんご、夏みかんをみつけ、興奮する様子もみられました。
たくさん質問し、メモを取っていたほたるっ子たち。この後どんなふうにまとめをするのか、楽しみにしています。
お忙しい中、質問に答えていただいたり、畑を案内していただいたりと時間を作ってくださった杉田農園の皆さん、ありがとうございました。