校庭南の階段から見上げると、桜の葉っぱに紛れて赤い実が見えました。花は愛でられるのに、実はあまり気にされないよな。でも毎年ちゃんと実を結んでいるんだ・・・。と気づかせてくれました。
業間休み、鬼ごっこで校庭を駆け回っているほたるっ子が「こんにちは!」と一人が言うと、口々に「こんにちは!」と続く声が、校庭の芝と奮闘している背中に聞こえてきました。私もつられて「こんにちは!」と振り向くと、門の近くに小さな小さな赤ちゃんを抱いた若いご夫婦が、ほたるっ子のあいさつに応えてくださっていました。 心があったかくなりました。
先月、生活委員会で「あいさつキャンペーン」をしました。学校の中や決まった人にはできますが、お客さんや、道行く方にはなかなかできないものです。 今日のほたるっ子の姿は、みんなで取り組んだことが実を結び始めたのかなとうれしくなりました。