新学期になって,朝の会ではどのクラスからも素敵な歌声がきこえてきます。3月に行われる「6年生ありがとうの会」に向けて,練習をがんばっています!
今週は,西町の「神様」として伝えられてきた福田太郎八(ふくたたろはち)について学びました。
福田太郎八は太田村の有力な庄屋の子として生まれ,ため池を拡張して西町に農業用水が引けるようにしたり,他の村から人々を受け入れて仕事を与えたりした人物です。太郎八に助けられた多くの人が,太郎八の名を後世に残すために建てた神社が,今も西町に残る「太郎八神社」となっています。
15日には,太郎八神社の祭囃子(まつりばやし)保存会の方をお招きして,太郎八の功績と,伝承されてきたお囃子をききました。
18日には文化の森に出かけて,太郎八についてさらに学習を深めました。
太郎八が活躍した時代は,今から約150年ほど前になります。重機がない時代に,大きなため池をつくる工事がどれだけ大変であったかを,お話や体験を通して学ぶことができました。地域で伝承されてきた偉人の功績を,今度は私たちが後世に伝えていきたいですね。