2年生

たんぽぽってすごい!

国語「たんぽぽのちえ」の学習に入っています。

家庭学習では、お家で音読を頑張っているでしょうか。

さて、国語の授業のシーンを写真とともに紹介します。

音読によって、自分の目で見た言葉を声に出し、理解を

高めます。

内容の大まかな把握のために、挿絵や本教材でキーワードとなる

「時を表す言葉」を並び替えます。

並び替えにはタブレット端末を生かすと便利!

さらに、”いつ”、”何が”、”どのようになるのか”、そしてそのわけは

なぜなのか。本文の言葉を注意深く読み、仲間と確かめ合いながら、

そこにあるたんぽぽという植物がもつ知恵に気付く学習へと

深まっていきます。

「たんぽぽって、きれいな黄色い花が咲いた後、2,3日で

枯れてしまうんだよね。」と声をかけると、すかさず

「違う違う!」「かれたのではありません。って書いてあります。」

と反応。言葉に着目していますね。素晴らしい!

「では、なぜ花のじくはぐったりしてしまったの?かれたから

ではないのですか。」と、また言葉をかけると、

「種に栄養を送っているって書いてある。」「種を太らせるんだよ。」

と反応。しかし…それって、どういうことでしょう?

そこで実験タイム。

花のじくに見立てた定規をぐったり地面に倒れさせた状態で、

栄養に見立てた水を流します。

すると…

じくの先の種に見立てた袋が、栄養をもらってどんどん

太っていきます。

「本当だ!!」「じくが起き上がっていたら、種が太りにくい

けど、じくがたおれているから栄養が送られやすい!」

「ちゃんと種が太った!」

と、多方向からつぶやきが。

楽しく、そして実感を伴って理解を深めてくれました。

振り返りの際には、「たんぽぽって人間と違って、脳みそが

あるわけじゃないのに、よく考えていて知恵があるなと思いました。」

といった声が聞かれました。この先の学習も楽しみです。