毎日の宿題の音読・ドリル学習に加えて,ほとんど毎日自主学習が宿題となっています。
音読では口形や発音を正しく,相手に伝わる声を出すことを日常的な習慣とすることや,教材文の内容理解にも
つながる大切な学習です。続けて力にしていきましょう。
ドリル学習は,基本的には復習・授業の習熟度を高めるために利用します。
そして,自主学習です。この自主学習は自由度が高く,「どんなことをやればいいんだろう?」という
相談や「こんなことをやってもいいですか?」と質問を受けることもあります。
そこで,以下の通り自主学習でやるとよい内容をまとめてみました。これらが全てではありませんが,ご参考にしてください。
<全教科共通>
授業の予習・復習をすると,理解が2倍以上になっていきます!※理科は実験結果に驚きや
感動を味わうため,復習がおすすめ!
また,学習したノートの下の方に,学習して身に付いたことや分かったことを感想にしてアウトプットする習慣をつくると,
自分の思いを表出することに慣れていきます。
タブレット端末を利用した調べ学習やe-ライブラリやGIFU Web ラーニングなどに
挑戦するのも力になっていきます。
家庭で行ったテキストやプリントを貼り付けることも可です。
※読書や習い事以外の家庭でのテキスト学習など時間は,宿題でなくても学習カードの勉強時間に
加算してもいいです。
<国語>
・書けなかった分からなかった漢字の読み書き練習。同音意義の漢字などに取り組むといいです。
例:次に当てはまる「ソク」の漢字は? ・規■ ・■定 ・■面 など
※漢字練習は単調に書くよりも,熟語など使い方で書いていく方が理解を高められます。
・四字熟語や日本語独特の言い回しなどを調べてまとめたり,使い方で慣れていくといいです。
・新聞スクラップ(新聞に書かれた要点まとめ&感想)や最近読んだ本の要点や感想まとめ,本紹介などをするといいです。
<算数>
・授業の予習,復習。教科書の鉛筆問題に取り組み,苦手を把握しましょう。
その苦手の類題をどんどん解いて解き方を身に付けていきましょう。
・文章問題に取り組む。
文章問題が苦手という人も多いはず。文章を読解して,どういう手順で解くかも,問題慣れをしていく必要があります。
<理科>
・授業の復習を中心に。
実験内容が日常生活でどのように生かされているのかを考えたり,調べ学習をしていくとよいです。
・実験用具や実験の手順など,タブレット端末を利用した調べ学習で視覚的に理解するのが効果的です。
<社会>
・予習,復習で難しい語句を自分の中でかみ砕いて理解できるようにしましょう。
「この憲法で言っていることは,例えば・・・」と,図や言葉でまとめると,理解が深まります。
<英語>
・中学校英語に向けて,英単語や文法を書き出すといいです。
単語がわかってくると,一文で何が書かれているか読み解く手がかりになっていきます。
<総合>
・今年も「世界に目を向けよう」という学習をするため,外国の文化や生活スタイルに
関心をもつ調べ学習をすると,授業とのつながりが出てきます。
・SDGsについて調べ,難しい言葉を自分なりにまとめるといいです。
例「ジェンダー」とは。「貧困」とは。「飢餓」とは。深刻な国では,どんな状況か。など。
やれることはたくさん!興味関心を高めるチャンスです!ぜひ,いろんな自主学習に挑戦してくれるのを
楽しみにしています!